もともとの人類の歩行を考える

ダイエット

歩行はみなさん何気なく、自動的に無意識に行っていますよね?
男のだと早ければ1歳前に、女の子は遅くても1歳2ヶ月くらいには歩行を始めます。

歩行反射と言って、生まれたての赤ん坊を脇から抱えて直立の状態に支えてあげると、あらまぁ、なんと不思議。教えたわけでもないのに歩く動作をするのです。

そう、生まれたての赤ん坊が・・・。

それだけ歩行は人にとって身近な動作、というか本能に根付いたものなのですね。今回は歩行について考察したいと思います。

気づいた時には歩いていた・・

みなさんは初めて歩いた時の事、最初の一歩を踏み出したその瞬間です。覚えていないですよね?それが普通かと思います。

物心つく頃には歩いているので、歩くことに対する意識は左程無いかと思います。でもでも、理学療法士である私が仕事に必要な歩行分析の能力を身につけた際に感じたこと、「昔の人もこういう歩き方だったのかな?」、、、、。

現代人は歩くスピードが速いです。それは時間に追われた生活だからでしょう。速く歩くには歩幅を大きく広げて歩くことになります。それで歩行スピードは上がり、スイスイと歩けるのですがそれはクッション性の高い靴、そして舗装された道、と条件が揃わないとできない気がします。

これは現代人が現代社会に適合するために身につけた歩き方ではないでしょうか。踵から設置して歩くこの歩き方は結構、節々につまり足関節・膝関節・股関節、人によっては腰に負担がかかっています。

「昔の人の歩き方」を想像してみる

1.踵から接地する

砂利道で、もしくは石がゴロゴロした空き地で裸足になって歩くとわかります。踵から接地するって「痛い!」

そう、踵にしっかりクッションのついた靴を履いているから私たちは早く歩けるのです。

2.歩幅は狭く

踵接地は現代人歩きとすると、靴がなかった頃の昔の人たちは踵接地しない歩き方になるので、きっと爪先あたりを設置していたに違いないです。

そうするとどうしても歩幅は狭くなるし歩行速度も遅かったはず。

歩き方は、抜き足差し足忍び足、みたいな感じだったと思います。

3.雪国の人ならわかってくれるはず

抜き足、差し足、忍び足、のような歩き方だと全ての関節(足関節・膝関節・股関節)が車のサスペンションのような働きをして関節に優しい歩き方になります。

これって、実は雪国の人が雪道を歩くのに似ているのです。雪道は踵接地すると「つるっ」とすってんころりん、なのです。

まとめ

 どうでしょう。何気なくしている歩行動作。急ぐあまり体に負担になる歩き方をしている現代人。歩行速度は遅いけど体に負担にならない昔の人の歩行。比べてみると面白い。

そしてトレーニングの観点からすると「腕を振って」「大股で」と指導されるようですが、実はつま先接地の昔の人歩きは足の筋肉をバネのように使うので非常にトレーニング効果が高いのです。毎日の歩行を日課にされている方「昔の人歩行」を試してみては?

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